“擧措”の読み方と例文
新字:挙措
読み方割合
きよそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十年輩の立派な男で、擧措きよそ進退しんたい日頃のたしなみも思はれますが、獨り娘の急死に打ちひしがれて、さすがに取亂してをります。
杉山先生は若かつたが、中學校の先生には稀に見る程の温かな人格者で、而も深い學識を持ちながら淡々たる擧措きよそが一同の敬愛の的となつてゐた。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)