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擧句
ふりがな文庫
“擧句”の読み方と例文
新字:
挙句
読み方
割合
あげく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげく
(逆引き)
そら
又
(
また
)
化性
(
けしやう
)
のものだと、
急足
(
いそぎあし
)
に
谷中
(
やなか
)
に
着
(
つ
)
く。いつも
變
(
かは
)
らぬ
景色
(
けしき
)
ながら、
腕
(
うで
)
と
島田
(
しまだ
)
におびえし
擧句
(
あげく
)
の、
心細
(
こゝろぼそ
)
さいはむ
方
(
かた
)
なし。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
まる一晝夜、心當りを探し拔いた
擧句
(
あげく
)
、思案に餘つて兩國から、フラフラと
入水
(
じゆすゐ
)
しようとしたので御座います
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
與力
(
よりき
)
は
間
(
ま
)
もなく、
但馬守
(
たじまのかみ
)
から
閉門
(
へいもん
)
を
命
(
めい
)
ぜられた
擧句
(
あげく
)
に、
切腹
(
せつぷく
)
してしまつた。
其
(
そ
)
の
咎
(
とが
)
の
箇條
(
かでう
)
の
中
(
うち
)
には、
多田院御用
(
ただのゐんごよう
)
の
立札
(
たてふだ
)
に
無禮
(
ぶれい
)
があつたといふ
件
(
くだり
)
もあつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
擧句(あげく)の例文をもっと
(8作品)
見る
擧
部首:⼿
17画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“擧”で始まる語句
擧
擧動
擧行
擧止
擧手
擧措
擧世
擧國
擧家
擧揚
“擧句”のふりがなが多い著者
上司小剣
南部修太郎
室生犀星
泉鏡花
森鴎外
野村胡堂