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希望
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のぞ
ふりがな文庫
“
希望
(
のぞ
)” の例文
「悲しみもせず、また奇蹟も行なわず、死を
希望
(
のぞ
)
んでいた人の様に、従容と縛に
就
(
つ
)
こうとは? 一体
彼奴
(
あいつ
)
は何者だろう?」
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私
(
わし
)
は心からそうなることをどれほど
希望
(
のぞ
)
んでいるか知れぬ。しかし
私
(
わし
)
のこの
希望
(
のぞみ
)
は容易のことではとげられそうもない。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
死ぬのを
希望
(
のぞ
)
んでいるものと推し、古沼から毒ある長虫を捕り、先代の病床へ投げ込んで……
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そういう関係になるべく
希望
(
のぞ
)
んでいたことは争われなかったし、天国の剣をお浦に持ち出してくるよう
依頼
(
たの
)
んだのは、確かに自分なのであるから、乾児たちにそう云われてみれば
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
江戸の人々は、一日も早く、世間が平和になるようにと
希望
(
のぞ
)
みながら、家根へ上ったり、門口に立ったりして、上野の方を眺めていた。長州の兵は、根津と
谷中
(
やなか
)
から、上野の背面を攻めていた。
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
何者か敵に攻め込まれた時、駆け引き自在であろうことを
希望
(
のぞ
)
んで、昔はそうした風雅な構えをたしかに構えてはいたけれども、このごろになって手を入れて、ならしたようなところがあった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“希望”の解説
希望(きぼう、ホープ en: hope)とは、好ましい事物の実現を望むこと。または、その望み。「冀望(きぼう)」とも書く。
(出典:Wikipedia)
希
常用漢字
小4
部首:⼱
7画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“希望”で始まる語句
希望者
希望通