“ドライ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
20.0%
禁酒20.0%
禁酒法20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アインスツワイドライフィール、………」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
英吉利旦那イギリスマスターのすばらしい自用車、あんぺらを着た乞食こじきども、外国人に舌を出す土人の子、路傍に円座して芭蕉ばしょうの葉に盛ったさいごん米とドライカレーを手づかみで食べている舗装工夫の一団
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
昔この辺は黍強酒コウンウイスキイの醸造で有名だったことや、それが禁酒ドライになってからは下着や女の靴下なぞの製造が盛んになって、自分が今紐育へ行くのも、近く設立される工場の用だ
夜汽車 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
いちばん頂辺てっぺんにまで出ると、はるかサンピイドロの海が眼下にかすみ、沖にはキャバレエになっているという豪華船ごうかせん——当時は禁酒法ドライでしたから——がまめのように、ちいさい。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)