“三重”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みえ39.3%
みへ21.4%
さんぢう14.3%
さんじゅう10.7%
みかさ3.6%
みかさね3.6%
みつがさ3.6%
みつがさね3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“三重”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
文学 > その他の諸文学 > ギリシア文学40.0%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かざりの鳥には、雉子、山鶏やまどり、秋草、もみじを切出したのを、三重みえ七重ななえに——たなびかせた、その真中まんなか
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「このお座敷はもろうて上げるから、なあ和女あんた、もうちゃっと内へおにや。……島家の、あの三重みえさんやな、和女、お三重さん、お帰り!」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あゝ唯一たゞひとつの星によりてかれらの目に閃きつゝかくこれを飽かしむる三重みへの光よ、願はくはわが世の嵐を望み見よ 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一重ひとへ二重ふたへあるひは三重みへにも、めぐらされたのであり、またつか頂上ちようじようには家形いへがた
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
それから時々とき/″\あたま中心ちうしんが、大弓だいきうまとの様に、二重にぢうもしくは三重さんぢうにかさなる様に感ずる事があつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
三重さんぢうへり、一條の銀の吊紐つりひも之に附す。 480
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
「あいつだ。……三重さんじゅう渦巻うずまきだ。……ここに証拠がある。……こいつが殺人鬼だ。アア、恐ろしい」
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ嬌喉きょうこうすいはてを送り三重さんじゅう鳥部野とりべの一片のけむりとなって御法みのりの風に舞い扇
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あるとき清原武則きよはらたけのりというこれもゆみ名人めいじん名高なだかかった人が、義家よしいえのほんとうの弓勢ゆんぜいりたがって、丈夫じょうぶよろい三重みかさねまで木の上にかけて、義家よしいえさせました。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
随分金がかゝるから大抵の家では女にまでは行届ゆきとゞきません、それに女という奴は嫁入りという大物入がありますからなア、物入と云やア娘も其の内何処かへ嫁に遣らなければなりませんが、其の時の箪笥たんす三重みかさねと用箪笥を親方に願いたい
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
多くは大中小を三重みつがさね一組として売ります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
違棚には箱入の人形を大小二つ並べて、その下は七宝焼擬しつぽうやきまがひ一輪挿いちりんざし蝋石ろうせきの飾玉を水色縮緬みづいろちりめん三重みつがさねしとねに載せて、床柱なる水牛の角の懸花入かけはないれは松にはやぶさの勧工場蒔絵まきゑ金々きんきんとして、花を見ず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)