“乘切”の読み方と例文
新字:乗切
読み方割合
のりき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六丁目(ろくちやうめ)を乘出(のりだ)した其(そ)の自動車(じどうしや)で、自分(じぶん)兩國(りやうごく)を乘切(のりき)らう意氣込(いきごみ)、が、思(おも)ひがけないパンクで、時(とき)も過(す)ぎれば、氣(き)が拔(ぬ)けたのださうである。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
尋常(じんじやう)ぢや乘切(のりき)れないもんですから、そのまんま……そツとでせうと思(おも)ひますがね、——それとも下敷(したじき)は潰(つぶ)れても構(かま)はない、どかりとだか何(ど)うですか、汽船(きせん)の屋根(やね)へ、頭(あたま)をまたいで
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)