“杢右衞門”の読み方と例文
新字:杢右衛門
読み方割合
もくゑもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛んも計難はかりがたし然ば一先とほ江戸表えどおもておもむきて事をはからふに如ずと思案し杢右衞門もくゑもんに向申けるは我種々いろ/\思案しあんせしが當時大阪よりは江戸表えどおもてかた繁昌はんじやうにて諸事便利べんりなれば一先江戸をめぐりて商賣しやうばい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あざむき天神丸の上乘うはのりして上方筋かみがたすぢおもふかんとむねたくみ足を早めて西濱にいたりければ天神丸ははや乘出のりいださん時なり吉兵衞は大音だいおんあげオヽイ/\と船をまねけば船頭せんどう杢右衞門もくゑもんが聞つけ何事ならんと端舟てんま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おろして漕寄こぎよせ見れば當時本店ほんてんにて日の出の番頭ばんとう吉兵衞なれば杢右衞門もくゑもん慇懃いんぎんに是は/\番頭樣にはなに御用ごようにて御いでなされしやと尋ければ吉兵衞こたへ御前方おまへがたも兼て知らるゝ如く此吉兵衞は是迄精心せいしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)