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のりだ
ふりがな文庫
“のりだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
乗出
75.0%
乘出
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗出
(逆引き)
「むむ。」と、市郎も思わず蒲団から
乗出
(
のりだ
)
した。彼も𤢖に対して、ピジョン氏と同じような経験を
有
(
も
)
っているからであった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
銀貨狼藉
扨
(
さて
)
それから船が出てずっと北の方に
乗出
(
のりだ
)
した。その
咸臨丸
(
かんりんまる
)
と云うのは百馬力の船であるから、航府中、始終石炭を
焚
(
た
)
くと云うことは出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
のりだ(乗出)の例文をもっと
(21作品)
見る
乘出
(逆引き)
何
(
なん
)
の
商人
(
あきうど
)
の
女房
(
にようばう
)
が
店
(
みせ
)
から
車
(
くるま
)
に
乘出
(
のりだ
)
すは
榮耀
(
えいえう
)
の
沙汰
(
さた
)
で
御座
(
ござ
)
ります、
其處
(
そこ
)
らの
角
(
かど
)
から
能
(
よ
)
いほどに
直切
(
ねぎ
)
つて
乘
(
の
)
つて
參
(
まゐ
)
りましよ、これでも
勘定
(
かんぢやう
)
は
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
ますに、と
可愛
(
かあい
)
らしい
聲
(
こゑ
)
にて
笑
(
わら
)
へば
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あゝ、
默
(
だま
)
り
默
(
だま
)
り。——あの
高橋
(
たかばし
)
を
出
(
で
)
る
汽船
(
きせん
)
は
大變
(
たいへん
)
な
混雜
(
こんざつ
)
ですとさ。——この
四五年
(
しごねん
)
浦安
(
うらやす
)
の
釣
(
つり
)
がさかつて、
沙魚
(
はぜ
)
がわいた、
鰈
(
まこ
)
が
入
(
はひ
)
つたと、
乘出
(
のりだ
)
すのが、
押合
(
おしあひ
)
、へし
合
(
あひ
)
。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
のりだ(乘出)の例文をもっと
(7作品)
見る
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