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糅然
ふりがな文庫
“糅然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅうぜん
60.0%
じうぜん
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅうぜん
(逆引き)
すると、これもまたいたずらに粗雑な文句ばかりが、
糅然
(
じゅうぜん
)
としてちらかっている。彼はさらにその前を読んだ。そうしてまたその前の前を読んだ。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
紛然
(
ふんぜん
)
雑然
(
ざつぜん
)
糅然
(
じゅうぜん
)
としてあたかもコンノート殿下歓迎の当時における都人士狂乱の態度を
以
(
もっ
)
て脳裏をかけ廻る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
糅然(じゅうぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
じうぜん
(逆引き)
すると、これも
亦
(
また
)
徒
(
いたづ
)
らに粗雑な文句ばかりが、
糅然
(
じうぜん
)
としてちらかつてゐる。彼は更にその前を読んだ。さうして又その前の前を読んだ。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし集めた書籍であるとすれば、
其処
(
そこ
)
に何か全体に通ずる
脈絡
(
みやくらく
)
を
具
(
そな
)
へてゐなければならぬ。しかし僕の
架上
(
かじやう
)
の書籍は集まつた書籍である
証拠
(
しやうこ
)
に、
頗
(
すこぶ
)
る
糅然
(
じうぜん
)
紛然
(
ふんぜん
)
としてゐる。
蒐書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
糅然(じうぜん)の例文をもっと
(2作品)
見る
糅
漢検1級
部首:⽶
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“糅”で始まる語句
糅雑
糅飯
“糅然”のふりがなが多い著者
芥川竜之介
夏目漱石