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紛然
ふりがな文庫
“紛然”の読み方と例文
読み方
割合
ふんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぜん
(逆引き)
あらゆる角度をもって雑然
紛然
(
ふんぜん
)
と立ち並ぶ大通り、横丁、抜け道……東京じゅうのどこを探したって浅草公園ほどよくできた迷路があるだろうか。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
紛然
(
ふんぜん
)
雑然
(
ざつぜん
)
糅然
(
じゅうぜん
)
としてあたかもコンノート殿下歓迎の当時における都人士狂乱の態度を
以
(
もっ
)
て脳裏をかけ廻る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もし集めた書籍であるとすれば、
其処
(
そこ
)
に何か全体に通ずる
脈絡
(
みやくらく
)
を
具
(
そな
)
へてゐなければならぬ。しかし僕の
架上
(
かじやう
)
の書籍は集まつた書籍である
証拠
(
しやうこ
)
に、
頗
(
すこぶ
)
る
糅然
(
じうぜん
)
紛然
(
ふんぜん
)
としてゐる。
蒐書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
紛然(ふんぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
紛
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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紛
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