“証拠立”の読み方と例文
旧字:證據立
読み方割合
しょうこだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔父はこの言葉を証拠立しょうこだてるためだか何だか、さっそく立って浴衣ゆかたの尻を端折はしょって下へ降りた。姉弟きょうだい三人もそのままの姿で縁から降りた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
牛痘ぎゅうとうにかかった人のうみを他の人間にうつして実験しなければ、確実に自分の考えを証拠立しょうこだてたとはいえませんから、なんとかしてその実験をする機会はないかと、辛抱しんぼうに辛抱をかさねて待ちました。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)