トップ
>
証拠
>
しるし
ふりがな文庫
“
証拠
(
しるし
)” の例文
旧字:
證據
「ほほう、物が欲しい。」吉良は、にこにこして、「子供よのう。必ずともに寵愛いたす——との
証拠
(
しるし
)
にな。面白いぞ。して何が
所望
(
しょもう
)
じゃ。」
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
やがて
内衣嚢
(
うちかくし
)
から名刺入れを出して、その中の一枚を自分で来たという
証拠
(
しるし
)
に折り曲げて、女の前の丸
卓子
(
テーブル
)
の上に載せた。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
先へ行くのは、
遥々
(
はるばる
)
と来た二人を案内するためではなく、時候
後
(
おく
)
れの親子を追い越して
馳
(
か
)
け抜けるためのように見える。
割符
(
わりふ
)
とは
瓜
(
うり
)
二つを取ってつけて
較
(
くら
)
べるための
証拠
(
しるし
)
である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
証拠
(
しるし
)
のために、一端を申し上げておくなれば。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“証拠”の意味
《名詞》
証 拠(しょうこ)
事実を明らかにする根拠となるもの。
(法律)裁判所が事実の認定を行うにおいて判断の根拠として採用したもの、又は、その判断にいたるまでに、裁判所が調査ないし認知した物や人の言動。
(出典:Wiktionary)
“証拠”の解説
証拠(しょうこ、en: Evidence)とは、ある命題の真偽や存否を判断するための事物である。
(出典:Wikipedia)
証
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
拠
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“証拠”で始まる語句
証拠人
証拠湮滅
証拠物
証拠立
証拠品
証拠固
証拠法
証拠者
証拠堙滅
証拠物件