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証拠
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あかし
ふりがな文庫
“
証拠
(
あかし
)” の例文
旧字:
證據
ただ疑の積もりて
証拠
(
あかし
)
と凝らん時——ギニヴィアの捕われて
杭
(
くい
)
に焼かるる時——この時を思えばランスロットの夢はいまだ成らず。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たゞ此の文と直江志津の一刀のみは鐘楼の鐘の下に伏せ置き、後日の
証拠
(
あかし
)
とし、世の疑ひを解かむ
便
(
よすが
)
とせむ
心算
(
つもり
)
なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こっちの一羽が、異郷の空から、一通の手紙を持って帰って来て、さながら遠く離れた女の友の思いのように飛んで来るにしても(ああ、これこそ一つの
証拠
(
あかし
)
!)——
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
第一の所化 その
証拠
(
あかし
)
が立つか。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
「
下郎
(
げろう
)
。なにを、
証拠
(
あかし
)
に」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
去れど後れたるは病のため、後れながらも参りたるはまことの病にあらざる
証拠
(
あかし
)
よといわば何と答えん。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“証拠”の意味
《名詞》
証 拠(しょうこ)
事実を明らかにする根拠となるもの。
(法律)裁判所が事実の認定を行うにおいて判断の根拠として採用したもの、又は、その判断にいたるまでに、裁判所が調査ないし認知した物や人の言動。
(出典:Wiktionary)
“証拠”の解説
証拠(しょうこ、en: Evidence)とは、ある命題の真偽や存否を判断するための事物である。
(出典:Wikipedia)
証
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
拠
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“証拠”で始まる語句
証拠人
証拠湮滅
証拠物
証拠立
証拠品
証拠固
証拠法
証拠者
証拠堙滅
証拠物件