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しようこ
ふりがな文庫
“
証拠
(
しようこ
)” の例文
旧字:
證據
一
体
(
たい
)
お
前
(
まへ
)
さんは
何
(
なに
)
を
証拠
(
しようこ
)
に
預
(
あづ
)
けたと
云
(
い
)
ひなさるか、
預
(
あづ
)
けたものなら
証拠
(
しようこ
)
が
無
(
な
)
ければならない。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その
証拠
(
しようこ
)
には、
頭
(
あたま
)
も
耳
(
みゝ
)
も
眼
(
め
)
もみんなそつちへ
向
(
む
)
いて、おまけにたびたび、いかにも
引
(
ひ
)
つぱられるやうに、よろよろと
二足
(
ふたあし
)
三足
(
みあし
)
、
環
(
わ
)
からはなれてそつちへ
寄
(
よ
)
つて
行
(
ゆ
)
きさうにするのでした。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
なまけ者の
証拠
(
しようこ
)
と
存候
(
ぞんじそろ
)
この
仕方
(
しかた
)
がない時
江川
(
えがは
)
の玉乗りを見るに
定
(
さだ
)
めたる事
有之候
(
これありそろ
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
産児制限論者は勿論、
現世
(
げんせい
)
の人々はかういふ言葉に微笑しない
訣
(
わけ
)
にはゆかないであらう。人口過剰に苦しんでゐる僕等はこんなにたくさんの人間のゐることを神の愛の
証拠
(
しようこ
)
と思ふことは出来ない。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何
(
ど
)
うも
怪
(
け
)
しからぬ事を、
何
(
なん
)
ぼお
前
(
まへ
)
さんは人が
良
(
い
)
いからつて、よもや
証拠
(
しようこ
)
のない事を
云
(
い
)
ひなさるまい。甚「エヽありますとも、アノ一
番
(
ばん
)
奥
(
おく
)
の
掃溜
(
はきだめ
)
の
前
(
まへ
)
の
家
(
いへ
)
のお
関
(
せき
)
さん、
彼
(
あ
)
の
方
(
かた
)
が
証拠人
(
しようこにん
)
です。 ...
八百屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
其時分
(
そのじぶん
)
は人間が
大様
(
おほやう
)
だから、
金
(
かね
)
を
預
(
あづ
)
ける
通帳
(
かよひちやう
)
をこしらへて、
一々
(
いち/\
)
附
(
つ
)
けては置いたが、その
帳面
(
ちやうめん
)
は
多助
(
たすけ
)
の
方
(
はう
)
へ
預
(
あづ
)
けた
儘
(
まゝ
)
国
(
くに
)
へ
帰
(
かへ
)
つたのを、
番頭
(
ばんとう
)
がちよろまかしてしまつたから、
何
(
なに
)
も
証拠
(
しようこ
)
はない。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
預
(
あづ
)
けた
預
(
あづ
)
からないの
争
(
あらそ
)
ひになつた
処
(
ところ
)
が、
出入
(
でい
)
りの
車力
(
しやりき
)
や
仕事師
(
しごとし
)
が
多勢
(
おほぜい
)
集
(
あつま
)
つて
来
(
き
)
て、
此奴
(
こいつ
)
は
騙取
(
かたり
)
に
違
(
ちが
)
ひないと
云
(
い
)
ふので、ポカ/\
殴
(
なぐ
)
つて
表
(
おもて
)
へ
突出
(
つきだ
)
したが、
証拠
(
しようこ
)
がないから
表向訴
(
おもてむきうつた
)
へることが
出来
(
でき
)
ない。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“証拠”の意味
《名詞》
証 拠(しょうこ)
事実を明らかにする根拠となるもの。
(法律)裁判所が事実の認定を行うにおいて判断の根拠として採用したもの、又は、その判断にいたるまでに、裁判所が調査ないし認知した物や人の言動。
(出典:Wiktionary)
“証拠”の解説
証拠(しょうこ、en: Evidence)とは、ある命題の真偽や存否を判断するための事物である。
(出典:Wikipedia)
証
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
拠
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“証拠”で始まる語句
証拠人
証拠湮滅
証拠物
証拠立
証拠品
証拠固
証拠法
証拠者
証拠堙滅
証拠物件