“遲馳”の読み方と例文
新字:遅馳
読み方割合
おくればせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しさうだとすると、苾堂に遣るこの遲馳おくればせの年始状を書いたのは、始て托鉢に出た翌月であらう。此手紙は二月十九日の日附だからである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)