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御構
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おかまい
ふりがな文庫
“
御構
(
おかまい
)” の例文
御構
(
おかまい
)
なくそこだけを掘り抜いて行くんだから、電車の通るシキの入口こそ、平らでもあり、また
一条
(
ひとすじ
)
でもあるが、下へ折れて第一見張所のあたりからは、右へも左へも
条路
(
えだみち
)
ができて
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さてその最後の判断と云えば善悪とか優劣とかそう
範疇
(
はんちゅう
)
はたくさんないのですが無理にもこの尺度に合うようにどんな複雑なものでも委細
御構
(
おかまい
)
なく切り
約
(
つづ
)
められるものと仮定してかかるのであります。
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「もう
御構
(
おかまい
)
なさるな。——どうもなかなか寒い」と手を
翳
(
かざ
)
す。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いや、何にも
御構
(
おかまい
)
申さなかった」
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“御構”で始まる語句
御構下
御構不被成候