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構
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かめ
ふりがな文庫
“
構
(
かめ
)” の例文
「そんなら、お祖父やんのうしろへ随いて来るか。
辛度
(
しんど
)
ても
構
(
かめ
)
へんか。俥のうしろから走るのんが辛い言うて泣けへんか」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「えゝからそんな
藥
(
くすり
)
なんぞのこと
構
(
かめ
)
えたてんなえ、
此
(
こ
)
れで
癒
(
なほ
)
つから」と
小柄
(
こがら
)
な
爺
(
ぢい
)
さんは
傍
(
そば
)
から
打
(
う
)
ち
消
(
け
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
長「お
構
(
かめ
)
えなくッたって……じゃア往くから
屹度
(
きっと
)
死なねえとはっきり極りをつけてくんなよ」
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
中には、「捕ても
構
(
かめ
)
えねいだが、捕りたくも亀は居ねいのだ」など高笑ひの声も聴ゆ。
東京市騒擾中の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
「脅迫されて出したんやさかい、偽でも
構
(
かめ
)
へん」
急行十三時間
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
▼ もっと見る
「ああ、
構
(
かめ
)
へん、構へん。座蒲団みたいなもんいらん。油で汚したらどんならんさかい」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
そうしなければ君が出て
来
(
こ
)
ねえからだ、
若
(
も
)
し来なければ
態
(
わざ
)
と何本も/\郵便を
遣
(
や
)
る積りだ、まア
宜
(
い
)
いじゃねえか、あれだけの
構
(
かめ
)
えで、千円ぐらい貸しても宜い訳だ、元は一つ屋敷に居り
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「そんなら、お
祖父
(
じ
)
やんのうしろへ随いて来るか。しんどても
構
(
かめ
)
へんか。」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
角「はい、碌に
構
(
かめ
)
えませんでハア、
家
(
うち
)
のお
爺
(
とっ
)
さんは居やんすかなア」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うちはあなどられても
構
(
かめ
)
へんけど、お祖父ちゃんが可哀想や
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「君さえ
構
(
かめ
)
へんかったら、なんとかするぜ」
青春の逆説
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
“構”の意味
《名詞》
(かじ) 梶の木の古名。
(かじ) 襲の色目の名。表裏ともに萌葱色。秋に着用。
(出典:Wiktionary)
“構”の解説
構(かまえ)とは、漢字の少なくとも二辺にまたがる構成要素であり、上と左にまたがる垂および左と下にまたがる繞を除いたものである。漢字を外側から包むような形をしている。
(出典:Wikipedia)
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“構”を含む語句
構造
結構
虚構
構内
門構
構成
心構
機構
大構
面構
身構
一構
構外
立構
御構
結構人
店構
無構
差構
家構
...