トップ
>
虚構
ふりがな文庫
“虚構”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うそ
43.8%
きょこう
25.0%
おち
6.3%
こしら
6.3%
でたらめ
6.3%
みせかけ
6.3%
フイクシヨン
6.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うそ
(逆引き)
私は彼女がコンナにまで深刻な、根気強い
虚構
(
うそ
)
を作って、私たちを陥れる必要が何処に在るのかイクラ考えても発見出来なかった。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
虚構(うそ)の例文をもっと
(7作品)
見る
きょこう
(逆引き)
(おそらく、その間に、越前守は、自己の立場を守るため、あらゆる
虚構
(
きょこう
)
の工作を、あわててやっているのだろう)
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虚構(きょこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
おち
(逆引き)
吾々みたいな
粗笨
(
あら
)
っぽい頭では、どこに
虚構
(
おち
)
が在るか見当が附かないんだ。そこで止むを得ず
受太刀
(
うけだち
)
にまわって、南鮮沿海の漁民五十万の死活に関する
所以
(
ゆえん
)
を懇々と説明すると
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
虚構(おち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こしら
(逆引き)
「
虚構
(
こしら
)
えるぜ!」と
冷笑
(
わら
)
った。大坊主はじろりと顔を見た。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
虚構(こしら)の例文をもっと
(1作品)
見る
でたらめ
(逆引き)
もう斯う心機が一転しては、
彼様
(
あん
)
な女に関係している気も無くなったから、女とは金で手を切って了った。其時女の素性も始めて知ったが、当人の言う所は皆
虚構
(
でたらめ
)
だった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
虚構(でたらめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みせかけ
(逆引き)
僕達は笑ひ顔に馴れてゐない、そのために、下手な笑ひが変な
虚構
(
みせかけ
)
に思はれるのだと想像し合つた。
海の霧
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
虚構(みせかけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
フイクシヨン
(逆引き)
それにはもつと複雜な精神作用が、百パアセントの
虚構
(
フイクシヨン
)
が必要だ。よい小説とは言はば「嘘から出た
眞實
(
まこと
)
」だ。本當の小説家は、いつも眞實を語るため虚僞を使用する。
詩人も計算する
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
虚構(フイクシヨン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“虚構(フィクション)”の解説
フィクション(en: fiction)とは、作り事、虚構のこと。あるいは、作り話。作話。創作。
(出典:Wikipedia)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“虚構”の関連語
絵空事
“虚構”で始まる語句
虚構歴然
検索の候補
羅織虚構
虚構歴然
“虚構”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
夢野久作
佐々木邦
谷崎潤一郎
有島武郎
吉川英治
堀辰雄
泉鏡花
坂口安吾