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構
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がまえ
ふりがな文庫
“
構
(
がまえ
)” の例文
なぜというに、目をきょろりと
出額
(
おでこ
)
の下から、扇子
構
(
がまえ
)
で、会釈をしたように思ったからである。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
時に、露、時雨、霜と乾いて、日は晴れながら
廂
(
ひさし
)
の影、
自然
(
おのずから
)
なる冬
構
(
がまえ
)
。朝虹の色寒かりしより
以来
(
このかた
)
、狂いと、乱れと咲きかさなり、黄白の輪
揺曳
(
ようえい
)
して、小路の空は菊の薄雲。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちょいと道具を持って来て
髯
(
ひげ
)
だけあたってくんなよ、と
言種
(
いいぐさ
)
が横柄な上、かねて売れた
構
(
がまえ
)
の
顔色
(
がんしょく
)
を癪に障らしていた、
稲荷
(
いなり
)
さんの
紋三
(
もんざ
)
、人を馬鹿にすンな、内に昼寝をしてる処へ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こう陳列すると、一並べ並べただけでも、工賃作料したたかにして、堂々たる玄関
構
(
がまえ
)
の先生らしいが、そうでない。挙げたのは二十幾年かの間の折にふれた作なのである。第一、一家を構えていない。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“構”の意味
《名詞》
(かじ) 梶の木の古名。
(かじ) 襲の色目の名。表裏ともに萌葱色。秋に着用。
(出典:Wiktionary)
“構”の解説
構(かまえ)とは、漢字の少なくとも二辺にまたがる構成要素であり、上と左にまたがる垂および左と下にまたがる繞を除いたものである。漢字を外側から包むような形をしている。
(出典:Wikipedia)
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“構”を含む語句
構造
結構
虚構
構内
門構
構成
心構
機構
大構
面構
身構
一構
構外
立構
御構
結構人
店構
無構
差構
家構
...