“聞得大君”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キコエウフキミ50.0%
チフイヂン16.7%
きこえおおぎみ16.7%
キコエオホギミ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通の后妃・嬪・夫人以下の女官と聞得大君キコエウフキミ・島尻の佐司笠按司サスカサアジ・国頭の阿応理恵按司アオリヱアジなどの神職を等しく女官として登録してゐる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この神は、琉球の王廟の中に祭祀する。其祭祀する者は、此国第一位の女神官である。天子の代の替る毎に、聞得大君チフイヂンが出来る。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そしてその形式はいずれもしょう家の神社なる聞得大君きこえおおぎみ御殿おどんにまねて祖先の神と火の神と鉄の神とを祭らしたのであります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
新婦なる女神(この女)は、君即、聞得大君キコエオホギミ御奉公メデイ。新郎なる男神(男)は、首里天加那志シユリテンガナシ即、国王の御奉公メデイ、との意に御座候。