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借方
ふりがな文庫
“借方”の読み方と例文
読み方
割合
かりかた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりかた
(逆引き)
火事で蔵本が焼けてしまって、補欠のために筆写をさせて、それを
借方
(
かりかた
)
へ廻しているということはこの前に聞いたが、その筆耕が足りないことを本屋がこぼしている。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
盡せども全快の
樣子
(
やうす
)
は見えず彼是する中に享保四年も早十二月の
中旬
(
なかば
)
と成しに
長々
(
なが/\
)
の病人にて
入費
(
ものいり
)
等も多く
勿々
(
なか/\
)
女の手一ツにては三度の
食事
(
しよくじ
)
さへ成難く諸方の
借方
(
かりかた
)
は段々と言延したれ共
最早
(
もはや
)
此暮には
切
(
せめ
)
て半金づつ成共拂はねば濟ず
然
(
され
)
ばとて外に
詮術
(
せんすべ
)
もなく相談相手になる筈の人は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
借方(かりかた)の例文をもっと
(2作品)
見る
“借方”の解説
借方(かりかた)とは、複式簿記において勘定口座の左側を指す。デビット(en: debit)ともいう。対義語は貸方。
(出典:Wikipedia)
借
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
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借
借金
借家
借問
借銭
借財
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作者不詳
中里介山