“借物”の読み方と例文
読み方割合
かりもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロミオ ではカピューレットのむすめか? おゝ、おそろしい勘定狂かんぢゃうくるはせ! おれいのちはこりゃもうかたきからの借物かりものぢゃわ。
岩「それでは貴方琴をお調べなさいな、どうせ借物かりもので悪うございますが、何か一つおさらい遊ばせ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
範宴は、胸に借物かりものでも残されたように、自分の怠りが悔いられた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)