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借着
ふりがな文庫
“借着”の読み方と例文
読み方
割合
かりぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりぎ
(逆引き)
こんなことならむしろ来なければよかった。男の子の着物まで
借着
(
かりぎ
)
して来た自分が
恨
(
うら
)
めしかった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
そうして、そのでっかちな
毬
(
いが
)
くり頭をはずれた枕へ持ちあげ、
借着
(
かりぎ
)
の
寝衣
(
ねまき
)
の前を深く深く合せてやると、そのままぐっすりと眠ってしまって、すぐと
河霧
(
かわぎり
)
の白い白い夜あけが来た。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
和尚の
借着
(
かりぎ
)
か、久しぶりの行水を浴びたあと、
白上布
(
しろじょうふ
)
をさっぱりと着て
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
借着(かりぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
借
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“借”で始まる語句
借
借金
借家
借問
借財
借銭
借物
借受
借用
借室
“借着”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
北原白秋
夏目漱石
吉川英治