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急場
ふりがな文庫
“急場”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゅうば
50.0%
きふば
37.5%
きうば
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうば
(逆引き)
相手は中々
手強
(
てごわ
)
い。私の左腕はちぎれるように痛みを増した。
急場
(
きゅうば
)
だ、ヒラリと二度目に怪漢の腕をさけると、三度目には身を沈め、下から相手の
脾腹
(
ひばら
)
を突き上げた。
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
急場(きゅうば)の例文をもっと
(4作品)
見る
きふば
(逆引き)
此
(
これ
)
ぢや
何
(
ど
)
うにも
仕樣
(
しやう
)
がねえ。とても
出來
(
でき
)
ねえものなら
仕方
(
しかた
)
はねえが、
最
(
も
)
う
些
(
ちつ
)
と、これんばかしでも
都合
(
つがふ
)
をしねえ、
急場
(
きふば
)
だから、
己
(
おれ
)
の
生死
(
いきしに
)
の
境
(
さかひ
)
と
云
(
い
)
ふのだ。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
急場(きふば)の例文をもっと
(3作品)
見る
きうば
(逆引き)
一層
(
いつそ
)
の事
無
(
な
)
ければ
無
(
な
)
いなりに、
何
(
ど
)
うか
斯
(
か
)
うか
工面
(
くめん
)
も
付
(
つ
)
いたかも知れないが、なまじい、
手元
(
てもと
)
に
有
(
あ
)
つたものだから、
苦
(
くる
)
し
紛
(
まぎ
)
れに、
急場
(
きうば
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はして仕舞つたので、肝心の証書を入れた
借銭
(
しやくせん
)
の方は
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
急場(きうば)の例文をもっと
(1作品)
見る
“急場”の意味
《名詞》
急場(きゅうば)
差し迫っていて、何かの対処をすべき場合。
(出典:Wiktionary)
“急場”の解説
急場(きゅうば)とは、物事が差し迫ってすぐに対処しなければならない状況をいう。
その他、囲碁用語の一つとして用いられる。
(出典:Wikipedia)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度
“急場”のふりがなが多い著者
作者不詳
中里介山
泉鏡太郎
夏目漱石
海野十三
吉川英治
泉鏡花