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急場
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きゅうば
ふりがな文庫
“
急場
(
きゅうば
)” の例文
相手は中々
手強
(
てごわ
)
い。私の左腕はちぎれるように痛みを増した。
急場
(
きゅうば
)
だ、ヒラリと二度目に怪漢の腕をさけると、三度目には身を沈め、下から相手の
脾腹
(
ひばら
)
を突き上げた。
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「やあ、重政どのか。おん身と拙者とは、年来の親友。殊に、おん身の老母は今、蟹江ノ城にあるので、この
急場
(
きゅうば
)
を賢明な御思慮によって、
過
(
あやま
)
らぬよう、一ムチ打って、申しに来た」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「けれども、わたしのは、いつのことだか知れません、お前さんのは
急場
(
きゅうば
)
ですから」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「それはずいぶん面倒なことだね。
急場
(
きゅうば
)
の間に合わないや」
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“急場”の意味
《名詞》
急場(きゅうば)
差し迫っていて、何かの対処をすべき場合。
(出典:Wiktionary)
“急場”の解説
急場(きゅうば)とは、物事が差し迫ってすぐに対処しなければならない状況をいう。
その他、囲碁用語の一つとして用いられる。
(出典:Wikipedia)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度