“刑務所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいむしょ66.7%
けいむしよ16.7%
ビッグ・ハウス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも思い切って刑務所（けいむしょ）の中へはいって行くのがちょっとちゅうちょされた。だれかがわたしをじっと監視（かんし）しているように思われた。
家なき子：02 （下） (新字新仮名) ／ エクトール・アンリ・マロ(著)
彼女（かのぢよ）は、片山（かたやま）の同志（どうし）のＫ氏（し）の家（うち）に身（み）を寄（よ）せて、彼（かれ）の居所（ゐどころ）を搜（さが）してゐたが、その彼（かれ）が、Ｉ刑務所（けいむしよ）の未決監（みけつかん）にゐると判（わか）つたのは、行方不明（ゆくへふめい）になつてから、半年（はんとし）もの後（のち）だつた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) ／ 若杉鳥子(著)
しかし、それから五年の後、私が刑務所（ビッグ・ハウス）から出て来ますと、日本の撮影場もすっかり、亜米利加（アメリカ）のあの頃と同じようになっていました。
撮影所殺人事件 (新字新仮名) ／ 酒井嘉七(著)