“刑罰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいばつ88.9%
むくい11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
享保二年六月廿八日一同申口まをしくち調しらあげと相成同日長庵始め引合の者共白洲へ呼込よびこみになり越前守殿たからかに刑罰けいばつ申渡されける其次第は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
向こうが人ならおれも人だ。生徒だって、子供だって、ずう体はおれより大きいや。だから刑罰けいばつとして何か返報をしてやらなくっては義理がわるい。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ふすまスウといて顔を見せしは、——女将ぢよしやうのお才「どうも松島さん、御気の毒様ですことねエ、これ流行妓はやりつこ情婦いろにした刑罰むくいですヨ、——待つ身のつらさが御解おわかりになりましたでせう、ホヽヽヽヽヽ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)