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刑罰
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けいばつ
ふりがな文庫
“
刑罰
(
けいばつ
)” の例文
享保二年六月廿八日一同
申口
(
まをしくち
)
調
(
しら
)
べ
上
(
あげ
)
と相成同日長庵始め引合の者共白洲へ
呼込
(
よびこみ
)
になり越前守殿
高
(
たか
)
らかに
刑罰
(
けいばつ
)
申渡されける其次第は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
向こうが人ならおれも人だ。生徒だって、子供だって、ずう体はおれより大きいや。だから
刑罰
(
けいばつ
)
として何か返報をしてやらなくっては義理がわるい。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
か
)
れはかね/″\
書物
(
しよもつ
)
を
讀
(
よ
)
んで、
磔刑
(
はりつけ
)
、
獄門
(
ごくもん
)
、
打首
(
うちくび
)
、それらの
死刑
(
しけい
)
が
決
(
けつ
)
して、
刑罰
(
けいばつ
)
でないといふことを
考
(
かんが
)
へてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「そうですかねえ。そして、それからどんな目にあうんですか。つまり
刑罰
(
けいばつ
)
の重さはどんなものでしょうね」
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その悪者の老人は
志米須
(
しめす
)
というところに住んでおりました。天皇はなおその上の
刑罰
(
けいばつ
)
として、その老人の一族の者たちのひざの
筋
(
すじ
)
を
断
(
た
)
ち切らせておしまいになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
わたしはかれがおそかれ早かれ
後悔
(
こうかい
)
して帰って来て、
刑罰
(
けいばつ
)
を受けるだろうと思っていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
目的は遂げても
刑罰
(
けいばつ
)
は
免
(
まぬか
)
れることが出來なかつたのです。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
刑罰
(
けいばつ
)
の千
年
(
ねん
)
山毛欅
(
ぶな
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夫
(
それ
)
任
(
にん
)
ずるに其人を
擇
(
えら
)
めば
黜陟
(
ちつちよく
)
明
(
あき
)
らかにして
刑罰
(
けいばつ
)
中
(
あた
)
らざるなく
實
(
まこと
)
に百姓をして
鼓腹
(
こふく
)
歡呼
(
くわんこ
)
せしむ
諺
(
ことわ
)
ざに曰其人を知らんと欲すれば其の
使
(
つか
)
ふ者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼
(
か
)
れは
刑罰
(
けいばつ
)
といふものが
本人
(
ほんにん
)
の
悔悟
(
くわいご
)
を
基礎
(
きそ
)
としなければならぬと
考
(
かんが
)
へる
方
(
はう
)
の
一人
(
ひとり
)
であつた。
殺
(
ころ
)
されてしまへば、
悔
(
く
)
いることも
改
(
あらた
)
めることも
出來
(
でき
)
ない。
從
(
したが
)
つて、
死刑
(
しけい
)
は
刑
(
けい
)
でないといふ
風
(
ふう
)
に
考
(
かんが
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
わたしはかれを
呼
(
よ
)
んだ。けれどもかれはひどい
刑罰
(
けいばつ
)
に会うことを知りすぎるほど知っていた。そこでわたしのほうへは
寄
(
よ
)
って来ないで、できるだけ早くかけ出したのである。かれは
飢
(
う
)
えていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
御前へ
召
(
めさ
)
れ汝必ず
輕擧
(
はやま
)
る事
勿
(
なか
)
れ
未
(
いま
)
だ其者
刑罰
(
けいばつ
)
に行はざれば
再應
(
さいおう
)
取調
(
とりしら
)
べ此後
迚
(
とて
)
も
出精
(
しゆつせい
)
相勤
(
あひつと
)
むべしと上意有しかば大岡殿
御仁
(
ごじん
)
惠の御
沙汰
(
さた
)
畏
(
かしこ
)
まり
奉
(
たてま
)
つると
感涙
(
かんるゐ
)
を流され御前を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
罰
常用漢字
中学
部首:⽹
14画
“刑罰”で始まる語句
刑罰学
刑罰神一神説