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『人生終に奈何』
ふりがな文庫
『
人生終に奈何
(
じんせいついにいかん
)
』
人生終に奈何、是れ實に一大疑問にあらずや。生きて回天の雄圖を成し、死して千歳の功名を垂る、人生之を以て盡きたりとすべきか、予甚だ之に惑ふ。生前一杯の酒を樂しむ、何ぞ須ひん身後千載の名、人は只〻行樂して已まんか、予甚だ之に惑ふ。蝸牛角上に何事 …
著者
高山樗牛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
壞
(
ゑ
)
禁
(
た
)
魂
(
こん
)
終
(
つひ
)
心
(
こゝろ
)
誰
(
た
)
借問
(
しやもん
)
匡
(
たゞ
)
孰
(
いづ
)
檐
(
のき
)
估
(
う
)
順
(
したが
)
藐然
(
ばくぜん
)
萋草
(
さいさう
)
傷
(
いた
)
素
(
もと
)
碑
(
ひ
)
喪
(
うしな
)
横
(
よこた
)
旦
(
あした
)
人
(
ひと
)
已
(
や
)
將
(
は
)
夸父
(
くわふ
)
售
(
う
)