“萋草”の読み方と例文
読み方割合
さいさう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
環堵廓然として空宇ひとを絶ち、茫々たる萋草さいさう晝尚ほ暗く、古墳累々として其間によこたはれるを見、猛然として悟り、喟然として嘆ず、吁、天下、心をいたましむる斯の如きものあるか。
人生終に奈何 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)