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匡
ふりがな文庫
“匡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ただ
45.8%
きょう
16.7%
たゞ
16.7%
ただす
8.3%
きやう
4.2%
た
4.2%
はこ
4.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ
(逆引き)
誰でも時計を
号砲
(
どん
)
に合せることを忘れた時には岡田の部屋へ問いに行く。上条の帳場の時計も折々岡田の懐中時計に
拠
(
よ
)
って
匡
(
ただ
)
されるのである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
匡(ただ)の例文をもっと
(11作品)
見る
きょう
(逆引き)
子
匡
(
きょう
)
に
畏
(
い
)
す。顔渕後れたり。子曰く、
吾女
(
なんじ
)
を以て死せりと為せりと。曰く、子
在
(
いま
)
す。回や何ぞ敢て死せんと。——先進篇——
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
匡(きょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
たゞ
(逆引き)
時を
匡
(
たゞ
)
し道に
順
(
したが
)
ひ、仰いで鳳鳴を悲み、俯して匏瓜を嘆ず、之を
估
(
う
)
りて
售
(
う
)
れざらんことを恐れ、之を藏めて失はんことを憂ふ、之れ正は即ち正なりと雖も
人生終に奈何
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
匡(たゞ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ただす
(逆引き)
「
大江匡
(
おおえただす
)
。」と答えた時、巡査は手帳を出したので、「
匡
(
ただす
)
は
匚
(
はこ
)
に王の字をかきます。一タビ天下ヲ匡スと論語にある字です。」
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
匡(ただす)の例文をもっと
(2作品)
見る
きやう
(逆引き)
齊
(
せい
)
の
桓公
(
くわんこう
)
以
(
もつ
)
て
霸
(
は
)
たり。
諸矦
(
しよこう
)
を
(六)
九合
(
きうがふ
)
し、
天下
(
てんか
)
を
(七)
一
匡
(
きやう
)
する、
管仲
(
くわんちう
)
の
謀
(
はかりごと
)
也
(
なり
)
。
管仲
(
くわんちう
)
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
匡(きやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
た
(逆引き)
理解されるべきものを
匡
(
た
)
めて理解するのではなくして、それをあるが儘に理解することである(その説明は後に与える)、処が受動的理解は更に、静観的にあるが儘に之を理解する立場にのみ止まり
空間概念の分析
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
匡(た)の例文をもっと
(1作品)
見る
はこ
(逆引き)
我らは順序を整え論理を
辿
(
たど
)
りて組織的に結論に導き、彼らは前後の関係を顧慮せずして続々として真理を提示する。あたかも宝の
匡
(
はこ
)
を開きて手当り次第に宝石を取り出すが如くである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
匡(はこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
匡
漢検準1級
部首:⼕
6画
“匡”を含む語句
匡正
大江匡房
匡人
匡救
大江匡衡
匡衡
匡房
王匡
匡済
一匡邑
孫匡
匡遠
沼霧匡作
晋文匡扶
大江匡
品匡
呉匡
匡輔
匡山
信匡
“匡”のふりがなが多い著者
下村湖人
高山樗牛
司馬遷
内村鑑三
中島敦
森鴎外
大隈重信
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
柳田国男
和辻哲郎