“しゃくもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
借問50.0%
釈門33.3%
迹門16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借問しゃくもんされる部類のほうで、みんな荷梱にごうりの蔭に、ぽつねんと味気ない顔して、冬の海をながめているのだった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御用心なさらねばなりませぬ。匹夫ひっぷ匹婦ひっぷもその所を得ざれば、夏に霜を降らすこともあり、大いにひでりすることもござります。釈門しゃくもんの教えとしては、いっさいの善慈心をもって、いっさいの魔を
浄土の法門をもと習った天台宗に引き入れて、迹門しゃくもん弥陀みだ、本門の弥陀ということを立てて、十劫正覚じゅうこうしょうがくというのは迹門の弥陀のこと、本門の弥陀は無始本覚むしほんがくの如来であるが故に
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)