トップ
>
『懸巣』
ふりがな文庫
『
懸巣
(
かけす
)
』
何時か懸巣のことを本紙で書いたことがあるが、その後の彼女の真似声は一層種々につかい分けをして、殆ど、かぞえ切れないくらいである。懸巣から見ると人間の声ほど珍しいものがないらしい、大きな人間を毎日籠の中にいて見ていると、とても変化があって面白 …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
問
(
たず
)
模倣
(
まね
)
嗄
(
しわが
)
了
(
しま
)
懸巣
(
かけす
)
糶
(
せ
)
遣
(
や
)
鵯
(
ひよどり
)
鸚鵡
(
おうむ
)