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問
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とわ
ふりがな文庫
“
問
(
とわ
)” の例文
お辰かと珠運も
抱
(
だき
)
しめて
額
(
ひたい
)
に唇。彫像が動いたのやら、女が来たのやら、
問
(
とわ
)
ば
拙
(
つたな
)
く語らば遅し。
玄
(
げん
)
の
又
(
また
)
玄
(
げん
)
摩訶不思議
(
まかふしぎ
)
。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
風の、その
慌
(
あわただ
)
しい中でも、
対手
(
あいて
)
が教頭心得の先生だけ、もの
問
(
とわ
)
れた心の
矜
(
ほこり
)
に、話を咲せたい源助が、薄汚れた
襯衣
(
しゃつ
)
の
鈕
(
ぼたん
)
をはずして、ひくひくとした胸を出す。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お車はと婢に
問
(
とわ
)
れて、思切って勘定をと云うと帳場ではすでに出来て居て、車より先に書附が来た。
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
乃
(
すなわ
)
ち尋常紙上に記載する事件の
首
(
はじめ
)
において次を
逐
(
お
)
ふて我儕の所見を叙述し、以てあまねく可否を江湖の君子に
問
(
とわ
)
んとし、ここにその目を掲するに左の数項の外に出でず。
『東洋自由新聞』第一号社説
(新字旧仮名)
/
中江兆民
(著)
秋の
中過
(
なかばすぎ
)
、冬近くなると
何
(
いず
)
れの
海浜
(
かいひん
)
を
問
(
とわ
)
ず、大方は
淋
(
さび
)
れて来る、
鎌倉
(
かまくら
)
も
其
(
その
)
通
(
とお
)
りで、自分のように年中住んで
居
(
い
)
る者の
外
(
ほか
)
は、浜へ出て見ても、里の子、浦の子、
地曳網
(
じびきあみ
)
の男
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
松茸
(
まつだけ
)
の講釈は聞き得たり。この上は松茸の料理法を
問
(
とわ
)
んと小山の妻君「モシお登和さん、その松茸は何のお料理になさいます」お登和嬢「そうでございますね、これで松茸の御飯を
炊
(
た
)
きましょう。 ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“問(問丸)”の解説
問丸(といまる)は、年貢米の陸揚地である河川・港の近くの都市に居住し、運送、倉庫、委託販売業を兼ねる組織。問(とい)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“問”を含む語句
訪問
質問
尋問
言問
問屋
糺問
音問
訊問
問題
牢問
詰問
問答
問合
問糺
問掛
責問
拷問
学問
借問
酒問屋
...