“責問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せめとひ25.0%
せめとふ25.0%
せめとへ25.0%
せめもん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差出せしゆゑ翌日差紙にて九郎兵衞夫婦並に村役人付そへいでる處に九助もらうより繩付にて引出され又前日の如くきびしく責問せめとひけるに九助は夢さら覺えなき事故是は餘の者の仕業しわざに相違之なしと申立れ共理左衞門ナニ惣内夫婦に遺恨ゐこんはないと申せども遺恨ありしに違ひないソレ九郎兵衞が願書を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
成故に汝死す共云べからず其子固く父の命をまもる官吏やくにんを以て其たいやき種々しゆ/″\責問せめとふと雖もつひに言ずして死すと云夫と是とは變れども陸尺ろくしやく七右衞門は卑賤者いやしきもの似氣にげなく豪侠がうけふにして
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申しあげたるや己れ云はざるに於てはかうするぞとほう爪捻つめりしり爪捻つめり種々いろ/\にして責問せめとへども一向に云はざるゆゑ久兵衞扨は此小僧めが車坂のお民の一件を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
世間では普通に拷問と呼んでいるが、奉行所の正しい記録によると、笞打、石抱き、海老責の三種を責問せめもん、または牢問ろうどいと云い、釣し責だけを拷問というのである。
拷問の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)