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問
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とふ
ふりがな文庫
“
問
(
とふ
)” の例文
傾
(
かたぶ
)
け
其許
(
そのもと
)
何時
(
いつ
)
江戸へ參られしやと
問
(
とふ
)
に彦三郎は
今朝
(
こんてう
)
福井町へ
着
(
ちやく
)
し
直
(
すぐ
)
に承まはり
糺
(
たゞ
)
し只今
爰許
(
こゝもと
)
へ參りしと申ゆゑ
彌々
(
いよ/\
)
合點行ず段々樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
曲翠
(
きよくすゐ
)
問
(
とふ
)
、
発句
(
ほつく
)
を取りあつめ、集作ると云へる、此道の
執心
(
しふしん
)
なるべきや。
翁
(
をう
)
曰
(
いはく
)
、これ卑しき心より
我
(
わが
)
上手
(
じやうず
)
なるを知られんと我を忘れたる名聞より
出
(
いづ
)
る事也。」
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
其後多く年経て此訓をなして、山城の稲荷山の荷田の家に
問
(
とふ
)
に、全く古大人の訓に
均
(
ひと
)
しといひおこせたり。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
『
權藏
(
ごんざう
)
は
今
(
いま
)
如何
(
どう
)
して
居
(
ゐ
)
ますか』と
問
(
とふ
)
たのはハーバードである。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
聞くに今日商賣の
出先
(
でさき
)
神田紺屋町の
裏
(
うら
)
にて職人衆が酒を飮て居ながら斯樣々々申されしが私には
少
(
すこし
)
も
解
(
わか
)
らず何の事なるやと
問
(
とふ
)
に長兵衞は少し笑ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
正秀
(
せいしう
)
問
(
とふ
)
、古今集に空に知られぬ雪ぞ降りける、人に知られぬ花や咲くらん、春に知られぬ花ぞ咲くなる、一集にこの三首を撰す。一集一作者にかやうの事
例
(
ためし
)
あるにや。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なさざれば其方
夫
(
をつと
)
有ると思ふかや
夫
(
をつと
)
は
疾
(
はや
)
亡
(
なき
)
身
(
み
)
なり因て我に
隨
(
したが
)
ふべしと云ひければお梅は
不審
(
いぶかり
)
何故
(
なにゆゑ
)
夫
(
をつと
)
なしと云ひ給ふと
問
(
とふ
)
に粂之進は
微笑
(
ほゝゑみ
)
其方が夫喜八は火附盜賊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“問(問丸)”の解説
問丸(といまる)は、年貢米の陸揚地である河川・港の近くの都市に居住し、運送、倉庫、委託販売業を兼ねる組織。問(とい)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“問”を含む語句
訪問
質問
尋問
言問
問屋
糺問
音問
訊問
問題
牢問
詰問
問答
問合
問糺
問掛
責問
拷問
学問
借問
酒問屋
...