くち)” の例文
肉親の愛情、その対手あいてが何者であるかも目には止めないで、帯のあいくちに手をやるが早いか、キラリと抜いたのを袖裏へ逆手さかてに隠して
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)