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縦縞
ふりがな文庫
“縦縞”の読み方と例文
読み方
割合
たてじま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてじま
(逆引き)
くるりと入口へ仕切られた背中になると、襖の
桟
(
さん
)
が
外
(
はず
)
れたように、その
縦縞
(
たてじま
)
が消えるが
疾
(
はや
)
いか、廊下を、ばた、ばた、ばた、どたんなり。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どろどろして灰色に見える小さな
縦縞
(
たてじま
)
のある白い
単衣
(
ひとえ
)
を着た老人は、
障子
(
しょうじ
)
を締めてよぼよぼと来て
茶
(
ちゃ
)
ぶ
台
(
だい
)
の横に坐った。
藍瓶
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
黒襟かけた三
条
(
すじ
)
縦縞
(
たてじま
)
の濃いお
納戸
(
なんど
)
の糸織に包んで、帯は白茶の博多と
黒繻子
(
くろじゅす
)
の
昼夜
(
ちゅうや
)
、伊達に結んだ
銀杏返
(
いちょうがえ
)
しの根も切れて雨に叩かれた黒髪が顔の半面を覆い、その二
釘抜藤吉捕物覚書:02 梅雨に咲く花
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
縦縞(たてじま)の例文をもっと
(10作品)
見る
縦
常用漢字
小6
部首:⽷
16画
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
“縦”で始まる語句
縦
縦令
縦横
縦横無尽
縦覧
縦穴
縦様
縦坑
縦孔
縦皺
検索の候補
藍縦縞
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林不忘
泉鏡花
佐藤春夫
田中貢太郎