トップ
>
首
>
おびと
ふりがな文庫
“
首
(
おびと
)” の例文
また伊勢の
大鹿
(
おほか
)
の
首
(
おびと
)
が女、
小熊
(
をくま
)
子の郎女に娶ひて、生みませる御子、
布斗
(
ふと
)
比賣の命、次に寶の王、またの名は
糠代
(
ぬかで
)
比賣の王二柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
これが吉野
首
(
おびと
)
の祖先だと古事記に書いてある。その井戸が今も残っている。
安吾の新日本地理:04 飛鳥の幻――吉野・大和の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
首
(
おびと
)
はすなわち
大人
(
おおびと
)
で、その首長であることを示し、造はすなわち
御奴
(
みやつこ
)
で、これを統率して天皇に仕え奉る臣隷であることを示している。そしてその部下のものは、実に間人階級にいたものであった。
間人考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
この尊像は、司馬
鞍
(
くらつくり
)
の
首
(
おびと
)
、止利仏師をして造らしめたのである。〕
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
また伊勢のオホカの
首
(
おびと
)
の女のヲクマコの郎女と結婚してお生みになつた御子はフト姫の命・タカラの王、またの名はヌカデ姫の王のお二方です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
文武天皇は二十五で
夭折
(
ようせつ
)
した。皇子
首
(
おびと
)
は幼少であったから、その生長をまつまで、文武天皇の母(草壁皇子の妃)が帝位についた。元明天皇である。天智天皇の娘であり、持統天皇の妹であった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
ここにその足名椎の神を
喚
(
め
)
して
告
(
の
)
りたまはく、「
汝
(
いまし
)
をば我が宮の
首
(
おびと
)
に
任
(
ま
)
けむ」と告りたまひ、また名を
稻田
(
いなだ
)
の
宮主
(
みやぬし
)
須賀
(
すが
)
の
八耳
(
やつみみ
)
の神と負せたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
その孃子は、
菟田
(
うだ
)
の
首
(
おびと
)
等が女、名は
大魚
(
おほを
)
といへり、ここに袁祁の命も歌垣に立たしき。ここに志毘の臣歌ひて曰ひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
次にタケカヒコの王は、讚岐の綾の君・伊勢の別・
登袁
(
とお
)
の別・麻佐の
首
(
おびと
)
・宮の首の別等の祖先です。アシカガミワケの王は、鎌倉の別・小津の
石代
(
いわしろ
)
の別・
漁田
(
すなきだ
)
の別の祖先です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“首”の解説
くび(首、頸, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位である。
日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“首”を含む語句
首肯
匕首
首領
船首
梟首
首引
首級
頸首
乳首
首尾
猪首
首府
馘首
首縊
俛首
首飾
首里
襟首
頓首
落首
...