“おびと”の漢字の書き方と例文
カタカナ:オビト
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この尊像は、司馬くらつくりおびと、止利仏師をして造らしめたのである。〕
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
また伊勢のオホカのおびとの女のヲクマコの郎女と結婚してお生みになつた御子はフト姫の命・タカラの王、またの名はヌカデ姫の王のお二方です。
文武天皇は二十五で夭折ようせつした。皇子おびとは幼少であったから、その生長をまつまで、文武天皇の母(草壁皇子の妃)が帝位についた。元明天皇である。天智天皇の娘であり、持統天皇の妹であった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)