“数代”の読み方と例文
旧字:數代
読み方割合
すだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに反して藩の方から手前達のような家来が数代すだい神妙に奉公してれたからこの藩も行立ゆきたつとう云えば、此方こっちまた言葉を改め、数代すだい御恩をこうむっ難有ありがた仕合しあわせに存じ奉ります
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
およそ人間の交際は売言葉に買言葉で、藩の方から数代すだい御奉公を仰付おおせつけられて難有ありがた仕合しあわせであろうとひどく恩にせれば、失敬ながら此方こっちにも言葉がある、数代すだい家来になって正直に勤めたぞ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)