“貴誨”の読み方と例文
読み方割合
きくわい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将門つゝしまをす。貴誨きくわいかうむらずして、星霜多く改まる、渇望の至り、造次ざうじいかでかまをさん。伏して高察を賜はらば、恩幸なり恩幸なり。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
閣下の貴誨きくわいかうむるなく、星霜多く改まる。常に渇望の至り、造次ざうじも忘れず、伏して、高察を給へ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)