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蒙
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こうぶ
ふりがな文庫
“
蒙
(
こうぶ
)” の例文
「公のために新調したのだ」と説明がある上は安心して、わがものと心得て、
差支
(
さしつかえ
)
なしと考えた故、
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
こうぶ
)
って寝る。
京に着ける夕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
八つまでは
灘
(
なだ
)
へうちこむ
五斗兵衛
(
ごとべえ
)
が
末胤
(
まついん
)
酔えば三郎づれが鉄砲の音ぐらいにはびくりともせぬ
強者
(
つわもの
)
そのお相伴の御免
蒙
(
こうぶ
)
りたいは万々なれどどうぞ御近日とありふれたる送り詞を
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
斜
(
ななめ
)
ならず王鬼の勘気を
蒙
(
こうぶ
)
り、官を
剥
(
は
)
がれ世に
疎
(
うとま
)
れ
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
またこの思想や感情が外界の
因縁
(
いんねん
)
で意識の表面へ出て来る機会がないと、
生涯
(
しょうがい
)
その思想や感情の支配を受けながら、自分はけっしてそんな影響を
蒙
(
こうぶ
)
った
覚
(
おぼえ
)
がないと主張する。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“蒙”の意味
《名詞》
(モウ)道理を知らないこと。無知なこと。
(出典:Wiktionary)
蒙
漢検準1級
部首:⾋
13画
“蒙”を含む語句
蒙古
蒙求
御免蒙
蒙塵
童蒙
蒙古刀
蒙古人種
蒙古王
戯場訓蒙図彙
蒙昧
啓蒙
旧阿蒙
愚蒙
呂蒙
蒙古犬
啓蒙的
蒙々
免蒙
本草綱目啓蒙
蒙古襲来
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