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蒙々
ふりがな文庫
“蒙々”の読み方と例文
読み方
割合
もうもう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうもう
(逆引き)
蒙々
(
もうもう
)
たる灰煙の中に誰かかがんでいる者がある、なおも近寄ってみるとそれはあの男で、床の上へ
這
(
は
)
うようにして何かをじっと覓めている
蛮人
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
然るにわが日中両国を
返顧
(
へんこ
)
するも、猶お未だ、
昏々
(
こんこん
)
蒙々
(
もうもう
)
、一に大祥の
将
(
まさ
)
に臨み亡種の惨を知らざるが如し。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
あちらでもこちらでも、まるで
松明行列
(
たいまつぎょうれつ
)
を見るように、米軍の大小の飛行機が、火焔に包まれ、真黒な煙を
蒙々
(
もうもう
)
と空中に噴き出しながら、海面へ向けて、落ちて行くのが見えた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
蒙々(もうもう)の例文をもっと
(3作品)
見る
蒙
漢検準1級
部首:⾋
13画
々
3画
“蒙”で始まる語句
蒙
蒙古
蒙昧
蒙求
蒙塵
蒙古刀
蒙衝
蒙古王
蒙古犬
蒙古風
“蒙々”のふりがなが多い著者
横光利一
海野十三
山本周五郎