かうふ)” の例文
主殺しには之無と云は何事ぞや此上如何なる御しかりをかうふりやせんと皆々みな/\やすき心も無き所に越前守殿には大いに不審いぶかられ是吉兵衞久八ことは千太郎を締殺しめころしたる趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とて、なゝめならず王鬼わうおに勘氣かんきかうふり、くわんがれうとま
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
してはじめて靈夢れいむかうふり、その拂曉あかつき水際みぎはたち
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
かうふりしに依て右の訴へ御取上に相成再應さいおうの吟味仰せ付られ傳吉儀御用有之に付私しの仕置しおき相成ず則ち當月晦日迄みそかまでに罪人傳吉ならびに相手方上臺憑司夫婦かみだいひようじふうふ其外せん養父野尻宿百姓與惣次よそうじ江戸表差出大岡越前守役所迄追々召連めしつれ可申候且此度かゝり役人やくにん郡奉行伊藤伴右衞門吟味ぎんみ方川崎金右衞門小野寺源兵衞等江戸へ同道可有之右之段主人讃岐守さぬきのかみより相達あひたつし候之に依て此むね貴殿迄きでんまで急度きつと御意得候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)