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胚乳
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はいにゅう
ふりがな文庫
“
胚乳
(
はいにゅう
)” の例文
我々の食べるお米は稲の実の
胚乳
(
はいにゅう
)
即ち乳のような食物です。と申したばかりではちょいとお解りになりますまいがお米粒は草の実が
籾
(
もみ
)
という皮を
蒙
(
かぶ
)
っております。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
あの事を学問上で
胚乳
(
はいにゅう
)
と申しますからちょうど人間の乳のようなもので即ち米の若芽の乳です。玉子で申せばちょうど黄身で、白身が鳥の身体になるまで黄身がそれを養っているのと同様です。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“胚乳”の解説
胚乳(はいにゅう)とは種子植物の種子を構成する組織の1つ。受精卵が発育した幼植物である胚自体とは別の組織であり、発芽に際して胚の成長に必要な養分を供給する働きを持つ。
胚乳には種子植物の雌性配偶体である胚嚢に起源を持つ内乳と、胚嚢を生じる胚珠の珠心組織など親である胞子体組織に起源する周乳がある。また、内乳は裸子植物と被子植物では胚嚢内の異なる部位が発達して胚乳を形成する。
(出典:Wikipedia)
胚
漢検1級
部首:⾁
9画
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
“胚”で始まる語句
胚胎
胚子
胚芽
胚種
胚
胚珠