“盛冠花鬚”の読み方と例文
読み方割合
せいかんかびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日になると、関羽は、緑の戦袍せんぽうを着、盛冠花鬚せいかんかびん、一きわ装って小舟にのった。供の周倉は、面はみずちのごとく青く、唇は牙をあらわし、腕は千斤も吊るべしと思われる鉄色の肌をしている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)