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かべん
ふりがな文庫
“かべん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
花弁
73.7%
花瓣
21.1%
下弁
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花弁
(逆引き)
温かい、濡れた、
薫
(
かお
)
りの高い
花弁
(
かべん
)
が、グングンおしつけて来て、息もできなかった。からだじゅうがしびれて、気が遠くなりそうだった。
女妖:01 前篇
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
かべん(花弁)の例文をもっと
(14作品)
見る
花瓣
(逆引き)
巨大な
金色
(
こんじき
)
の
花瓣
(
かべん
)
は、クッキリと黒
天鵞絨
(
ビロード
)
の空を区切って、下界の花園や、泉や、そこにもつれ合う二つの肉塊を、ふりそそぐ金粉の中にとじこめて行くのでした。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
かべん(花瓣)の例文をもっと
(4作品)
見る
下弁
(逆引き)
四川の
巴西
(
はせい
)
、
下弁
(
かべん
)
地方は、いまやみなぎる戦気に、雲は風をはらみ、鳥獣も声をひそめていた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巴西
(
はせい
)
、
閬中
(
ろうちゅう
)
にゆかせ、張飛、魏延と交代して難所を守り固め、張飛、魏延は還って漢中攻略をなさんとし、また
下弁
(
かべん
)
へ人を派して、馬超に孔明の計を伝える、という完璧の攻略手配を
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かべん(下弁)の例文をもっと
(1作品)
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