トップ
>
蜒
>
くね
ふりがな文庫
“
蜒
(
くね
)” の例文
築山の
羅漢柏
(
あすはひのき
)
、枝ぶりの
蜒
(
くね
)
つた松、ばらばらの寒竹、苔蒸した岩、瓢箪形の池の飛石、
汀
(
みぎは
)
の
小亭
(
ちん
)
、取りあつめて、そのまま一つの
象
(
すがた
)
になつてる。動きの無い庭、幽かな庭。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
肌は咲き初めた
紫陽花
(
あじさい
)
のように、濃い紺青や赤紫やまたは
瑠璃
(
るり
)
色やまたは
樺
(
かば
)
や、地味地層の
異
(
ちが
)
うに連れて所
斑
(
まだ
)
らに色も変わり諸所に
峨々
(
がが
)
たる巌も聳え曲がり
蜒
(
くね
)
った山骨さえ
露骨
(
あらわ
)
に
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蜒
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜒”を含む語句
蜿蜒
蚰蜒
蜒々
蝘蜒
蜻蜒
尻切蜻蜒
蚰蜒眉
蚰蜒魂
蜒女
蜒転
蜒轉𢌞
蜿蜒裊娜
蟠蜒