トップ
>
蜻蜒
ふりがな文庫
“蜻蜒”の読み方と例文
読み方
割合
とんぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんぼ
(逆引き)
コムギシラコ 土佐の高岡郡では、フスマすなわち小麦の皮を水で
捏
(
こ
)
ねて、そのねばりを
黐
(
もち
)
の代りにする。子供が
蜻蜒
(
とんぼ
)
をさすのは、通例はこの小麦シラコであるという。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それに伴い
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の茂った葉の先やら、熟したその実を包む
髯
(
ひげ
)
が絶えず動き
戦
(
そよ
)
いでいて、大きな
蜻蜒
(
とんぼ
)
がそれにとまるかと見ればとまりかねて、飛んで行ったり飛んできたりしている。
虫の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
何人槍付けたら
鼈甲
(
べっこう
)
柄の槍を許すとか、本多平八の
蜻蜒
(
とんぼ
)
切りなど名器も多く出で、『昭代記』に加藤忠広封を奪われた時、清正伝来の槍を堂の礎にあて折って武威の
竭
(
つ
)
きたるを示したとある。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蜻蜒(とんぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蜒
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜻”で始まる語句
蜻蛉
蜻蜓
蜻蛉返
蜻蛉島
蜻蛉玉
蜻蜓州
蜻蛉釣
蜻蛉日記
蜻蛉屋
蜻蛉洲
検索の候補
尻切蜻蜒
“蜻蜒”のふりがなが多い著者
南方熊楠
柳田国男
永井荷風